Apology

映画などで、例えば何らかの事故を起こしてしまった人がすぐに謝ることはせず「弁護士を呼ぶ」…といったシーンはよくあります。
だからなのか、わたしの中学校の英語教師は「英語圏の人はあまり謝らない」と授業中に言いました。
その先生は留学経験があるので何か嫌な思い出があるのかも知れないけど、その時のわたしはまだ英語圏の人と会ったことがなかったので「先回りしてイメージを植え付けるような事を言われるのはなんか嫌だな」というような事を思った記憶があります。

けど確かにレッスン中ミスをした時なんかについ謝ってしまって

You don’t have to apologize!

Don’t worry!

…みたいに言われることはあるので日本人の謝罪の度合いはちょっと高いのかも。
思い返すと、少なくともわたしの謝るポイントって「恥をかきたくない」「責任を取りたくない」って気持ちから来てる気がする。
それは「相手に申し訳ない」って気持ちからのsorryじゃないのであまり良くないなと思いました。
わたしは大阪出身なので最後に「知らんけど」を付ける感じと似てる?
もしかしたらそういう時はsorry以外にもっとふさわしい言葉があるのかも。

もちろん先生方も謝罪はします。
こちらは思い返すと「相手に申し訳ない」って気持ちの際の謝罪が多い気がする。
マンガに描いたこのシチュエーションみたいにもしわたしが観たくない映画勧められたら I’ll try to see it when I have time! とかとりあえず言っとくだろうに何て真摯なんだーー!と自分が恥ずかしくなりました。

先生は『Grave of the Fireflies(火垂るの墓)』を一度観たけど悲しすぎて途中で止めてもう二度と観れない、って事もすごく申し訳なく感じてるそう。
先生はカナダ人だけど日本の戦争映画はいろいろ複雑な気持ちになるだろうにトライしたんだなと思うとそれだけで十分ですよって思う。
あとあの映画は日本人でもかなりきついから!
Don’t mind! と言っておきました。

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