X-MEN:ダーク・フェニックス
X-MENメンバー中最強とも言われるテレキネシス能力者、ジーン・グレイを主人公に据えた2019年の作品。『X-MEN:アポカリプス』に引き続きジーン役をソフィー・ターナーが演じる。
X-MENシリーズはMARVELの中でも好きなシリーズで、これも映画館で観たかったんですが2019年の公開時、わたしは休日すべてを『ゲーム・オブ・スローンズ』全話感想イラスト同人誌の執筆にあてるという、どうかしてた時期だったので観に行けませんでした。
で、そのゲースロでサンサ・スタークを演じて一躍有名になったのがこの映画の主演、ソフィー・ターナーです。
X-MENシリーズの中では残念なほう
残念ながらあまり好評ではなかったと聞いていて、ソフィー版ジーンの登場もこれが最後と(今のところは)なってしまいました。
わたしの感想もやはり同じで、あまりおもしろくなかったです。
展開がつまらなかったし、アクションシーンもせっかく超能力者同士が戦うのに狭い列車内だったり、街中に出てもなんかキャパが狭くていまひとつでした。
たまに「あれっ?なんかどん臭くない?」って思うこともあったし、アクション撮影とか特撮がだめだったのかなあ?
夢みてたゲースロ俳優の集結
ソフィーの演技は悪くなかったし、赤毛も似合っていてイメージもぴったりだったのでこれで最後とは残念すぎます…。
何よりゲースロで彼女の妹、アリア・スタークを演じたメイジー・ウィリアムズがX-MENスピンオフ『ニュー・ミュータント』に出たので、もしかしたらこの先アベンジャーズ的なMARVELクロスオーバー作品で共演したり、はたまた『エターナルズ』のリチャード・マッデン(兄のロブ・スターク役)、キット・ハリントン(異母兄弟のジョン・スノウ役)とも合流すればスターク家集結!という夢を見てたので本当に残念。
結論「ファスベンダーやっぱすげえ」
2011年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から始まった新しいX-MENシリーズはなんといってもこの1作目が最高オブ最高すぎて後の作品はなかなか追い越せない感じなんですが、それでも毎回素晴らしいのは「ファースト・ジェネレーション(第1期生)」を演じるジェームズ・マカヴォイ、ジェニファー・ローレンス、そしてマイケル・ファスベンダーという実力派たちの心強さ!
今作はマカヴォイはキャラ的にちょっと残念な感じだったし、ジェニファー・ローレンスに至っては「えっ?これで…??」ってあっけなさすぎる退場の仕方だったんだけどファスベンダーはもう毎回全力投球って感じの演技で、はっきり言ってこの映画、アカデミー賞とかにノミネートされる事まずないのにこんないい演技を見せるなんて…と感動しました。
今後のX-MENってどうなるの?
ちゃんと調べてないので知らないんですが、わたしは今の新シリーズはヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが主人公だった旧シリーズの前日譚で、最後は旧シリーズに結びつくような構成になってるんだと思ってました。
けど、残るはずのキャラが何人か死んじゃったんですよね。
これはどういうこと??
これもまたちゃんと調べてなくて聞きかじりで恐縮ですが2021年から始まった「MCUフェイズ4」と呼ばれる新作たちは多元宇宙とか並行世界とかの要素を持つ作品がちらほらあって、次作のスパイダーマンもDr. ストレンジによって別の世界に行くような話なので、今回のX-MENで死んだキャラもなんかそんなふうな技でなんやかんやで元に戻るんだろうか…?
一時期X-MENもアベンジャーズ入りするって話も聞いてましたが人数多すぎん?
けど今はDisney+があるからテレビシリーズとか短編とかで好きに作ってくれたら絶対観るよ〜〜?と、一視聴者はのんきに思います。