スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

★ ネタバレあります!!!★

ミステリオの暴露によって全世界にスパイダーマンの正体がバレてしまったピーターは、ドクター・ストレンジに世界中からスパイダーマンの正体に関する記憶を取り除いてもらおうとするが失敗。
壊れた次元から次々と別次元のヴィランが現れるという最悪の事態を招いてしまう。

ネタバレなしVer. はsnsに載せましたがこれはネタバレありVer. 。
先輩スパイディとデアデビル弁護士を加えました。

これを書いてるのは日本公開からそろそろ3週間も過ぎ、未だ私のsnsタイムラインにはネタバレツイートやファンアートすらも流れてこず、アメリカなどの公開日は更にその3週間以上前だった事を考えるとよくぞ!よくぞネタバレを踏まずに観れたものだと、自身のsns環境に感謝したいです。
あまりネタバレネタバレって気にしすぎるのはどうなんだ?と他の映画だったら思うところですがこればっかりは!
今回のスパイダーマンだけはもう!!
もうこれは一本の映画っていうか祭りでしたね。
2000年代からのスパイダーマン映画を観続けてきた人にとってはもう本当に夢のようなご褒美で。

トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールド。
この2人が出るのか出ないのか?はずっと話題になってましたが多くの人が予想していたようにわたしも出ないか、出るにしても一瞬かなと思ってました。
まさかこんな絡んでくるどころか共闘してくれるとは…!!!
アメスパ2でのグエンの悲劇を思わせるMJ救出シーンとか、言い出したらキリがないというか全シーン語りたいぐらいですがやっぱり何といっても過去シリーズのピーターたちが、わたしたちが観て知ってる映画の後もずっとスパイダーマンとしてN.Y. を守っていた!という、こんな感動ある??
よく好きな映画を思い出す時に「あいつら今何やってんのかな?」って思うことがありますが、それを知りたいと思ってもそんなん同人誌ですよ!
それを公式が!この規模で!!(今回の記事「!」が多い)
単に懐古的なものになっておらず、トビーが若返り補正してない(若い事を良しとしてない)のとかスパイディ同士で肯定し合ってメンタルを整えるシーンなんかが現代的で目頭熱。

そしてあのビター過ぎる結末。
あれは本当にすごい決断だったと思う、ピーターも製作側も。
前2作が底抜けに明るく楽しいシリーズだっただけにこの落差には賛否両論あるんじゃないかと思いますが、タイトルの変換「Homecoming」「Far From Home」「No Way Home」を改めて見ると今回のシリーズってまさに少年から大人になる、言い換えれば今まで当たり前に持ってたものを手放す話なんだなと思い知らされます。
観終わった後いろんな方の感想(特に「ふせったー」で投稿されたツイート)を読みまくり、それでまた涙…という無間天国でした。
その中で一番涙を搾り取られたのは「ピーターが最後の決断をしたのはそれを自分が乗り越えられると信じてるから」というものでした。
ほんとそう!!!わたしもそう信じてます。

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