フィッシャー・キング

1991年のテリー・ギリアム監督作。
ある事件をきっかけに失脚した元人気DJと、同じ事件で失意の底に落ちホームレスになった元教授との友情を描く。

高校生の頃に繰り返しビデオで観た、ずっと好きな映画です。
今気づきましたが今年30周年じゃないですか!
どこかでイベント上映とかしないかな…。

BTSがニューヨークのグランドセントラルターミナルで歌う動画が去年話題になりましたが、この映画の名シーンといえばこの場所での幻想的なダンスシーンです。
パリー(ロビン・ウィリアムズ)が気になっている女性(アマンダ・プラマー)を見かけた瞬間、構内にごった返す仕事帰りの人々が突如ワルツを踊り出すんです。
これはパリーの心象風景なんですが、ワルツが始まる瞬間の美しさといったらもう高校生のわたしにとっては言葉にもならないような感動でした。
何事もなかったようにスッと終わるのもまた良いんですよね。
映画好きならやっぱりニューヨークは憧れですが、グランドセントラルターミナルは『カリートの道』のラストの銃撃戦でも有名なロケ地なので死ぬまでに行きたい場所のひとつです。

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