80sジョン・ヒューズ作品

映画にハマり始めた中学生の頃、映画館は近くになくレンタルビデオもお小遣いで月3本借りるぐらいが限界だったので視聴方法はもっぱらテレビの地上波での放送でした。
午後ローや深夜の放送を片っぱしから録画して平日は1〜2本、観れなかった分は週末に観てました。
(どうりで成績が悪く、友達も少なかったわけです)

そんな中で一番よく観た、お気にに入りの映画はジョン・ヒューズ作品。
パーティーとかプロムとかアメリカの高校生ってこんななのかー!とすごく輝いて見えた。
化粧品の使い方とか、数少ない手持ちの服や小物を組み合わせる術なんかを熱心に観ていた記憶があります。

なので、今だにイラストに描きたくなります。

『フェリスはある朝突然に』(1986)
自分のお葬式でこれを流しっぱなしにしてほしいと本気で考えてる作品です。
高校生の主人公が彼女と親友を巻き込んで1日学校をサボる、ってだけの話なんですが人生で何が大事か?って事が全て詰まってる。
本編終了後、シャワーから出てきた主人公がカメラ目線で「まだ居るの?映画はもう終わったよ?」って言うシーンは『デッドプール』など後のいろんな映画でパロディにされています。

『プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角』(1986)
これは監督は別の人で、ヒューズは脚色と製作総指揮なんですが主演のモリー・リングウォルドがめちゃくちゃかわいいので絶対描きたくなる一本。

『ブレックファスト・クラブ』(1985)
これももう何本の映画にオマージュされてるか分からないぐらいの名作!
スポーツマン、モテ女子、問題児、不思議ちゃん、優等生…という、普段絶対関わりのない5人が居残りをさせられて距離を縮めていく…というお話。

すてきな片想い』(1984)
16歳の誕生日なのに、家族の誰もその事を忘れている!とショックを受ける主人公…という、言ってしまえばめちゃくちゃ小さい話なんだけど本人にとっては一大事という、なんとも可笑しくてかわいらしいと同時にそんな感受性の豊かさが羨ましくもある。

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