ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

2018年のアメリカ映画で、もちろん『スター・ウォーズ』シリーズのハン・ソロが主人公のスピンオフ作品。

若きソロの(たぶん)初めての彼女で本作のヒロイン・カーラを演じるのは『ゲーム・オブ・スローンズ』のドラゴンの母・デナーリスを堂々と演じきったエミリア・クラーク。
前髪なしの銀髪キャラを見慣れてたので前髪あり黒髪ポニテが新鮮でかわいかった!

かわいい見た目とは裏腹に、並ならぬ苦労を強いられ血まみれで生き抜いてきたデナーリスのど根性がこのカーラというキャラクターにも存在しているので、まさにデナーリスあってのキャスティングだったのではないでしょうか?
その苦労のなかには性的なニュアンスもあるんだけどその事をこの映画でのソロ(脳内中学生)がまったく分かっていないし「また付き合えるんじゃね?」とハッピーエンドを信じて疑ってない様子がなんとも哀しいのです。
「あなたは全然変わってないのね、わたしはもうあの頃とは違うのよ」…って演歌みたいな2人なんです。
ここらへんのSWらしからぬニュアンスを監督のロン・ハワードがどこまでコントロールしていたのか?という点も不思議なんですよね。そういうの苦手そうなので。

という訳でいろんなバランスが不思議な映画でした。

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